薬局で買える一般用医薬品(OTC)の説明

処方せんが無くても薬局やドラッグストアで買う事が出来る一般用医薬品(OTC)についての説明です。 登録販売者の合格を目指している方の試験対策にも。 当サイトにはプロモーションが含まれています。

薬の特徴・作用機序・副作用:2010年05月


■ 薬局で買える一般用医薬品(OTC)の説明 記事一覧:2010年05月 ■

 オキセサゼイン
  


 ブロムワレリル尿素
  


 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
  


 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
  


 ダイオウ
  


 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
  


 抑肝散(よくかんさん)
  


 加味帰脾湯(かみきひとう)
  


 酸棗仁湯(さんそうにんとう)
  


 酸棗仁湯(さんそうにんとう)
  


 炭酸水素ナトリウム
  


 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
  


 ベラドンナ総アルカロイド
  


 アミノ安息香酸エチル
  


 テシットデシチン
  


 アリルイソプロピルアセチル尿素
  


 アリルイソプロピルアセチル尿素
  


 1) 咳止め・痰を出やすくする薬(鎮咳去痰薬)
  


 アミノ安息香酸エチル
  


 5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)
  


 ①解熱鎮痛成分
  


 ②くしゃみや鼻汁を抑える成分
  


 テシットデシチン
  


 ベラドンナ総アルカロイド
  


 7)漢方処方製剤
  


 6)生薬成分
  


 5)ビタミン成分
  


 4)抗コリン成分
  


 3)アドレナリン作動成分
  


 2)抗炎症成分
  


 1)抗ヒスタミン成分
  


 7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)
  


 1)女性ホルモン成分
  


 5)漢方処方製剤
  


 16. 一般用検査薬
  


 6)頭皮・毛根に作用する配合成分
  


 5)抗真菌作用を有する配合成分
  


 4)抗菌作用を有する配合成分
  


 3)肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分
  


 2)痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分
  


 1)きず口等の殺菌消毒成分
  


 10. 皮膚に用いる薬
  


 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
  


 炭酸水素ナトリウム
  


 5. 排泄に関わる部位に作用する薬
  


 4. 心臓などの器官や血液に作用する薬
  


 2. 呼吸器官に作用する薬
  


 3. 胃腸に作用する薬
  


 ブロムワレリル尿素
  


 1.精神神経に作用する薬
  




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オキセサゼイン

オキセサゼインの特徴

オキセサゼインは消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用により、胃腸の痛みを抑える。

オキセサゼインには局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。



同成分の医療用医薬品

ストロカイン錠5mg、ストロカイン顆粒5%



オキセサゼイン含有医薬品の服用上の注意

局所麻酔作用があるため、かみ砕いたりせずに速やかに飲み込むように注意する。かみ砕いたり、口の中に長時間含んでいると口内にしびれが生じることがある。



精神神経系の副作用として、頭痛眠気、めまい、脱力感が現れることがある。

妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では、使用を避けることとされている。



服用しないこと

「15歳未満の小児」
(理由)一般用医薬品では、小児向けの製品はないため。

「妊婦または妊娠していると思われる人」
(理由)妊娠中における安全性は確立されていないため。


薬局で買える「オキセサゼイン」含有製品の例
  ・ サクロンQ12錠【第2類医薬品】
  ・ サクロンQ6錠【第2類医薬品】


「一般用医薬品」関連
  ・ 図解入門よくわかるOTC薬の服薬指導
  ・ OTC医薬品事典 一般用医薬品集第12版
  ・ OTC薬ガイドブック第2版

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬3) 胃腸鎮痛鎮痙薬オキセサゼイン

ブロムワレリル尿素

ブロムワレリル尿素
ブロムワレリル尿素は脳の興奮を抑え、痛み等を感じる感覚を鈍くする作用を示す鎮静成分。

催眠鎮静薬として使われるが、鎮痛作用を助ける目的でかぜ薬や解熱鎮痛薬などに配合されることが多い。

乗物酔いの発現には不安や緊張などの心理的な要因による影響も大きいが、それらを和らげることを目的として、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)にも配合されていることがある。
 
ブロムワレリル尿素は少量でも眠気を催しやすく、重大な事故につながるおそれがあるため、これらの成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。

ブロムワレリル尿素の大量摂取による急性中毒は代表的な薬物中毒の一つ。ブロムワレリル尿素等の反復摂取によって依存を生じている場合は、自己努力のみで依存からの離脱を図ることは困難で、薬物依存は医療機関での診療が必要な病気である。



ブロムワレリル尿素配合の一般用医薬品を服用する際の注意

「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」
 
(理由)眠気が生じるため 

「服用時は飲酒しないこと」
(理由)鎮静作用の増強が増強するため 

「妊娠または妊娠していると思われる人」は胎児障害の可能性があり、使用を避けることが望ましい。



 
「一般用医薬品」関連
  ・  図解入門よくわかるOTC薬の服薬指導
  ・  OTC医薬品事典 一般用医薬品集第12版
  ・  OTC薬ガイドブック第2版

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分>⑧鎮静成分>ブロムワレリル尿素
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬ブロムワレリル尿素
1. 精神神経に作用する薬5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)>④鎮静成分>ブロムワレリル尿素

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の1つ。

虚弱体質で疲れやすく、興奮しやすい人における、神経質、不眠症、小児夜泣き、小児夜尿症、眼精疲労に適すとされる。
 小児の疳や夜泣きにも用いられるが、1週間位服用しても症状の改善がみられないときには、いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すことが望ましい。


桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)の構成生薬
  • ケイヒ
  • シャクヤク
  • タイソウ
  • ボレイ
  • リュウコツ
  • カンゾウ
  • ショウキョウ

薬局で買える「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」製品の例
  ・ 桂枝加竜骨牡蛎湯エキス顆粒 90包【第2類医薬品】クラシエ
  ・ 桂枝加竜骨牡蛎湯 ツムラ24包(12日分)【第2類医薬品】
  ・ JPS桂枝加竜骨牡蠣湯エキス錠N 260錠【第2類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の1つ。

精神不安があり、動悸や不眠などを伴う人における、高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人、瀉下薬(下剤)を服用している人では、腹痛、激しい腹痛を伴う下痢の副作用が現れやすい等、不向きとされている。

重篤な副作用として、まれに肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。
小児の疳や夜泣きにも用いられるが、1週間位服用しても症状の改善がみられないときには、いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すことが望ましい。


構成生薬としてダイオウを含む(ツムラの製品を除く)⇒ダイオウを含む漢方製剤服用上の注意



相談すること
「瀉下薬(下剤)を服用中の方」


柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)の構成生薬
  • サイコ
  • ハンゲ
  • ブクリョウ
  • ケイヒ
  • タイソウ
  • ニンジン
  • ボレイ
  • ショウキョウ
  • オウゴン
  • ダイオウ(ツムラ製品には含まれていない)
  • リュウコツ
 ツムラの製品のみダイオウを含まない。



薬局で買える「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」製品の例
  ・ 柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒【第2類医薬品】
  ・ 【第2類医薬品】ツムラ漢方柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒 12包
  ・ クラシエ 柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

ダイオウ

ダイオウ
ダイオウは大腸刺激性瀉下成分として用いられる。

ダイオウ中にはセンノシドのほか、収斂作用を示すタンニン酸類など様々な物質が存在しており、通常の用量では瀉下作用が期待されるが、大量に摂取した場合には逆に止瀉作用が現れることがある。

構成生薬にダイオウを含む漢方処方製剤では、瀉下作用の増強を生じて、腹痛、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすくなるため、瀉下薬の併用に注意される必要がある。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の一つ。

虚弱体質で神経が昂ぶる人における神経症、不眠症に適すとされるが、胃腸の弱い人では不向きとされる。
 小児の疳や夜泣きにも用いられるが、1週間位服用しても症状の改善がみられないときには、いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すことが望ましい。


抑肝散加陳皮半夏の構成生薬
  • ハンゲ
  • ソウジュツ
  • ブクリョウ
  • センキュウ
  • チョウトウコウ
  • チンピ
  • トウキ
  • サイコ
  • カンゾウ

薬局で買える「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」製品の例
  ・ 抑肝散加陳皮半夏 12包【第2類医薬品】
  ・ ヨクカーンS(抑肝散加陳皮半夏)
  ・ 抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒(クラシエ)90包【第2類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

抑肝散(よくかんさん)

抑肝散(よくかんさん)
神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の一つ。

虚弱体質で神経が昂ぶる人における神経症、不眠症に適すとされるが、胃腸の弱い人では不向きとされる。

小児の疳や夜泣きにも用いられるが、1週間位服用しても症状の改善がみられないときには、いったん服用を中止して、専門家に相談する等、その漢方処方製剤の使用が適しているかどうか見直すことが望ましい。



抑肝散(よくかんさん)の構成生薬
  • ソウジュツ
  • ブクリョウ
  • センキュウ
  • チョウトウコウ
  • トウキ
  • サイコ
  • カンゾウ

薬局で買える「抑肝散」製品の例
  ・ 抑肝散【大正製薬】レスティ錠 72錠【第2類医薬品】
  ・ 一元 抑肝散(よくかんさん)350錠【第2類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>抑肝散(よくかんさん)

加味帰脾湯(かみきひとう)

加味帰脾湯(かみきひとう)
神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の1つ。虚弱体質で血色の悪い人における、不眠症、精神不安、神経症、貧血に適すとされる。

加味帰脾湯の構成生薬
  • オウギ
  • サイコ
  • サンソウニン
  • ソウジュツ
  • ニンジン
  • ブクリョウ
  • オンジ
  • サンシシ
  • タイソウ
  • トウキ
  • カンゾウ
  • ショウキョウ
  • モッコウ
  • リュウガンニク


薬局で買える「加味帰脾湯」製品例
  ・ ロート加味帰脾湯錠 84錠 【第2類医薬品】
  ・ 加味帰脾湯エキス顆粒 24包入 クラシエ 【第2類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>加味帰脾湯(かみきひとう)

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の1つ。


心身が疲れ弱って眠れない人に適しているとされるが、胃腸が弱い人、下痢又は下痢傾向のある人では、消化器系の副作用(悪心、食欲不振、胃部不快感、下痢等)が現れやすい等、不向きとされている。 


1週間位服用して症状の改善がみられない場合には、漫然と服用を継続せず、医療機関を受診することが望ましい。 


構成生薬としてカンゾウを含む⇒大量摂取により偽アルドステロン症を起こすおそれがある。



「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」を含む製品
  ・ 酸棗仁湯(さんそうにんとう)エキス細粒【第2類医薬品】
  ・ エスエス製薬 快眠精【第2類医薬品】
  ・ 小林製薬 ナイトミン【第2類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>酸棗仁湯(さんそうにんとう)

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

神経質、精神不安、不眠等の症状の改善を目的として用いられる漢方処方製剤の1つ。


心身が疲れ弱って眠れない人に適しているとされるが、胃腸が弱い人、下痢又は下痢傾向のある人では、消化器系の副作用(悪心、食欲不振、胃部不快感、下痢等)が現れやすい等、不向きとされている。 


1週間位服用して症状の改善がみられない場合には、漫然と服用を継続せず、医療機関を受診することが望ましい。 


構成生薬としてカンゾウを含む⇒大量摂取により偽アルドステロン症を起こすおそれがある。



「酸棗仁湯(さんそうにんとう)」を含む製品
  ・ 酸棗仁湯(さんそうにんとう)エキス細粒【第2類医薬品】
  ・ エスエス製薬 快眠精【第2類医薬品】
  ・ 小林製薬 ナイトミン【第2類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬>④漢方処方成分>酸棗仁湯(さんそうにんとう)

炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウム

(制酸成分)
中和反応によって胃酸の働きを弱める目的で胃腸薬に配合されている制酸成分のひとつ。胃酸を中和することで胃の痛みや不快感を和らげる効果がある。

高ナトリウム血症、 浮腫、妊娠中毒症等でナトリウムを制限する必要がある人には使用しない方がよい。


相談すること
腎臓病の診断を受けた人
ナトリウムの無機塩類の排泄が遅れ、体内に貯留しやすくなるため。


「炭酸水素ナトリウム」配合の一般用医薬品
  ・ 新キャベジンコーワS【第2類医薬品】
  ・ 武田薬品 ザッツ21【第2類医薬品】





(下剤)
直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して便秘薬の坐薬に用いられる。


炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐剤では、まれに重篤な副作用としてショックを生じることがある。



「炭酸水素ナトリウム」配合の坐薬(下剤)
  ・ コーラック 坐薬タイプ 【第3類医薬品】
  ・ 新レシカルボン坐剤S 【第3類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬1)胃の薬(制酸成分)炭酸水素ナトリウム
一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬>4) その他の消化器官用薬(浣腸薬)>炭酸水素ナトリウム

メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

メタケイ酸アルミン酸マグネシウムの特徴

メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされ、胃腸薬に配合されている。




服用しない事
透析療法を受けている人
(長期間服用した場合に、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を発症したとの報告があるため。)

相談すること
腎臓病の診断を受けている人
(過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため。)


「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」が配合されている医薬品
  ・ ガストール細粒【第2類医薬品】
  ・ パンシロン01錠【第2類医薬品】
  ・ 新三共胃腸薬グリーン【第2類医薬品】

「登録販売者」関連
  ・ 7日間でうかる!登録販売者テキスト&問題集
  ・ 合格エキスパート登録販売者試験問題集
  ・ マンガはじめて登録販売者



薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬胃の薬(制酸成分)メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

ベラドンナ総アルカロイド

ベラドンナ総アルカロイド
  ベラドンナは、別名セイヨウハシリドコロとも呼ばれるナス科の草本で、その根茎や根に、副交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを豊富に含んでいる。

ベラドンナから抽出されたアルカロイド成分が副交感神経の働きを抑え、鼻水・涙液の分泌を減少させる(鼻水や涙目を和らげる)。



抗コリン成分の注意点

散瞳による目のかすみや異常な眩しさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難等の副作用が現れることがある。


「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」
(目のかすみ、異常なまぶしさによって重大な事故につながるおそれがあるため)
抗コリン成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。



相談すること
「高齢者」
緑内障の悪化、口渇、排尿困難又は便秘の副作用が現れやすいため。
高齢者では、排尿困難や緑内障の基礎疾患を持つことが多く、一般的に口渇や便秘の副作用が現れやすい。


「排尿困難」の症状がある人
排尿筋の弛緩と尿道括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため。特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがある。

「心臓病」の診断を受けた人
心臓に負担をかけ、心臓病を悪化させるおそれがあるため。


「緑内障」の診断を受けた人
抗コリン作用によって房水流出路(房水通路)が狭くなり、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため。 


「ベラドンナ総アルカロイド」を含む鼻炎用薬
  ・ 新ルルAゴールド【第2類医薬品】
  ・ パブロン鼻炎錠S【第2類医薬品】
  ・ コンタック600プラス【第(2)類医薬品】
  ・ スカイナー鼻炎N【第2類医薬品】
  ・ アルガード 鼻炎内服薬Z20カプセル 【第2類医薬品】
  ・ ストナリニ・サット【第2類医薬品】


薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分 > ②くしゃみや鼻汁を抑える成分>抗コリン成分> ベラドンナ総アルカロイド
7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)4)抗コリン成分ベラドンナ総アルカロイド

アミノ安息香酸エチル

アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分。胃の薬や酔い止め薬、痔の薬や皮膚の薬に配合されていることが多い。


胃腸鎮痛鎮痙薬
 アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分は消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用により鎮痛鎮痙の効果を発揮する。

痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等が見過ごされてしまうおそれがあるため、長期間に渡って漫然と使用することは避けることとされている。

アミノ安息香酸エチルが配合されている製品は、乳幼児ではメトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要がある。


「アミノ安息香酸エチル」配合の胃腸鎮痛鎮痙薬
  ・ 新イノンU【第(2)類医薬品】
  ・ 【第(2)類医薬品】ナルコリン「カプセル」



鎮暈薬(乗物酔い防止薬)
 アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分は胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐き気を抑える効果がある。

アミノ安息香酸エチルが配合されている乗物酔い防止薬は6歳未満への使用を避ける必要がある。


※メトヘモグロビン血症とは
赤血球中のヘモグロビンの一部がメトヘモグロビンに変化して、赤血球の酸素運搬能力が低下し、貧血症状を呈する病気。正常な赤血球では、メトヘモグロビンの割合はヘモグロビン全体の1%以下に維持されているが、メトヘモグロビン血症では10%以上になる。


「アミノ安息香酸エチル」配合の鎮暈薬(乗物酔い防止薬)
  ・ アネロン「ニスキャップ」【第(2)類医薬品】
  ・ アネロン「キャップ」【第(2)類医薬品】




痔の薬(外用剤)
局所麻酔成分は、皮膚や粘膜などの局所に適用されると、その周辺の知覚神経に作用して刺激の伝達を可逆的に遮断する作用を示す。

痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的で用いられる。

アミノ安息香酸エチルが配合された坐剤及び注入軟膏では、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。



「アミノ安息香酸エチル」配合の痔の薬
  ・ リシーナ注入軟膏【第(2)類医薬品】
  ・ リシーナ 坐薬【第(2)類医薬品
  ・ リシーナ軟膏A【第2類医薬品】




皮膚に用いる薬
アミノ安息香酸エチルは局所麻酔作用により、傷口の痛み(切り傷、擦り傷、掻き傷等)や皮膚の痒み(湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、虫さされ等)を和らげる効果がある。

「アミノ安息香酸エチル」配合の皮膚薬
  ・ ラナケインS【第3類医薬品】
  ・ アセモテーマS【第2類医薬品】
  ・ アセモリーフ【第3類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬5) 鎮暈薬(乗物酔い防止薬)>局所麻酔成分>アミノ安息香酸エチル
3. 胃腸に作用する薬3) 胃腸鎮痛鎮痙薬 >局所麻酔成分>アミノ安息香酸エチル
5. 排泄に関わる部位に作用する薬>1) 痔の薬>アミノ安息香酸エチル
10. 皮膚に用いる薬2) 痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分>局所麻酔成分>アミノ安息香酸エチル

テシットデシチン

テシットデシチンの特徴

傷などの痛みや皮膚のかゆみを抑えるために塗り薬等に配合されている局所麻酔成分。

神経末端部で局所麻酔作用を示し、皮膚や粘膜などの知覚を麻痺させる。



「テシットデシチン」配合の一般用医薬品
  ・ スラジン-軟膏【第2類医薬品】
  ・ タクトローション【第2類医薬品】


薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
10. 皮膚に用いる薬2) 痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分>局所麻酔成分>テシットデシチン

アリルイソプロピルアセチル尿素

アリルイソプロピルアセチル尿素
アリルイソプロピルアセチル尿素は脳の興奮を抑え、痛み等を感じる感覚を鈍くする作用を示す鎮静成分。

催眠鎮静薬として使われるが、鎮痛作用を助ける目的でかぜ薬や解熱鎮痛薬などに配合されることが多い。

アリルイソプロピルアセチル尿素は、催眠鎮静薬以外の一般用医薬品、医療用医薬品にも配合されていることがあり、これらの成分を含有する医薬品や、他の催眠鎮静薬が併用されると、効き目や副作用が増強されるおそれがある。また、医療機関で不眠症(睡眠障害)、不安症、神経症等の診断がなされ、治療(薬物治療以外の治療を含む)を受けている場合には、一般用医薬品の催眠鎮静薬を自己判断で使用すると、その治療を妨げるおそれがあり、使用を避ける必要がある。


乗物酔いの発現には不安や緊張などの心理的な要因による影響も大きいが、それらを和らげることを目的として、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)にも配合されていることがある。
 
アリルイソプロピルアセチル尿素は少量でも眠気を催しやすく、重大な事故につながるおそれがあるため、これらの成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。

アリルイソプロピルアセチル尿素の大量摂取による急性中毒は代表的な薬物中毒の一つ。

アリルイソプロピルアセチル尿素は依存性がある成分なので注意が必要。アリルイソプロピルアセチル尿素の反復摂取によって依存を生じている場合は、自己努力のみで依存からの離脱を図ることは困難で、薬物依存は医療機関での診療が必要な病気である。



アリルイソプロピルアセチル尿素配合の一般用医薬品を服用する際の注意

「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」
 
(理由)眠気が生じるため 

「服用時は飲酒しないこと」
(理由)鎮静作用の増強が増強するため 


 
「一般用医薬品」関連
  ・  図解入門よくわかるOTC薬の服薬指導
  ・  OTC医薬品事典 一般用医薬品集第12版
  ・  OTC薬ガイドブック第2版

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分>⑧鎮静成分>アリルイソプロピルアセチル尿素
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬アリルイソプロピルアセチル尿素
1. 精神神経に作用する薬5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)>④鎮静成分>アリルイソプロピルアセチル尿素

アリルイソプロピルアセチル尿素

アリルイソプロピルアセチル尿素
アリルイソプロピルアセチル尿素は脳の興奮を抑え、痛み等を感じる感覚を鈍くする作用を示す鎮静成分。

催眠鎮静薬として使われるが、鎮痛作用を助ける目的でかぜ薬や解熱鎮痛薬などに配合されることが多い。

アリルイソプロピルアセチル尿素は、催眠鎮静薬以外の一般用医薬品、医療用医薬品にも配合されていることがあり、これらの成分を含有する医薬品や、他の催眠鎮静薬が併用されると、効き目や副作用が増強されるおそれがある。また、医療機関で不眠症(睡眠障害)、不安症、神経症等の診断がなされ、治療(薬物治療以外の治療を含む)を受けている場合には、一般用医薬品の催眠鎮静薬を自己判断で使用すると、その治療を妨げるおそれがあり、使用を避ける必要がある。


乗物酔いの発現には不安や緊張などの心理的な要因による影響も大きいが、それらを和らげることを目的として、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)にも配合されていることがある。
 
アリルイソプロピルアセチル尿素は少量でも眠気を催しやすく、重大な事故につながるおそれがあるため、これらの成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。

アリルイソプロピルアセチル尿素の大量摂取による急性中毒は代表的な薬物中毒の一つ。

アリルイソプロピルアセチル尿素は依存性がある成分なので注意が必要。アリルイソプロピルアセチル尿素の反復摂取によって依存を生じている場合は、自己努力のみで依存からの離脱を図ることは困難で、薬物依存は医療機関での診療が必要な病気である。



アリルイソプロピルアセチル尿素配合の一般用医薬品を服用する際の注意

「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」
 
(理由)眠気が生じるため 

「服用時は飲酒しないこと」
(理由)鎮静作用の増強が増強するため 


 
「一般用医薬品」関連
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薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分>⑧鎮静成分>アリルイソプロピルアセチル尿素
1. 精神神経に作用する薬2)解熱鎮痛薬>②鎮静成分>アリルイソプロピルアセチル尿素
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬アリルイソプロピルアセチル尿素
1. 精神神経に作用する薬5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)>④鎮静成分>アリルイソプロピルアセチル尿素

1) 咳止め・痰を出やすくする薬(鎮咳去痰薬)

一般用医薬品 薬効分類一覧2. 呼吸器官に作用する薬1)咳止め・痰を出やすくする薬(鎮咳去痰薬)

1)咳止め・痰を出やすくする薬(鎮咳去痰薬)

中枢神経系に作用して咳を抑える成分(鎮咳成分)
  • リン酸コデイン
  • リン酸ジヒドロコデイン
  • ノスカピン
  • 塩酸ノスカピン
  • 臭化水素酸デキストロメトルファン
  • ヒベンズ酸チペピジン
  • リン酸ジメモルファン
  • 塩酸クロペラスチン
  • フェンジゾ酸クロペラスチン

気管支を拡げる成分(気管支拡張成分)

<アドレナリン作動成分>
  • 塩酸メチルエフェドリン
  • メチルエフェドリンサッカリン塩
  • 塩酸トリメトキノール
  • 塩酸メトキシフェナミン

<生薬成分>
  • マオウ(マオウ科のエフェドラ又はその他同属植物の地上茎)

痰の切れを良くする成分(去痰成分)

<気道粘膜からの分泌を促進する作用を示すもの>
  • グアイフェネシン
  • グアヤコールスルホン酸カリウム
  • クレゾールスルホン酸カリウム
  • 塩酸ブロムヘキシン

<痰の中の粘性蛋白質に作用してその粘りけを減少させるもの>
  • 塩酸エチルシステイン
  • 塩酸メチルシステイン
  • カルボシステイン

炎症を和らげる成分(抗炎症成分)

抗ヒスタミン成分
  • マレイン酸クロルフェニラミン
  • フマル酸クレマスチン
  • マレイン酸カルビノキサミン

殺菌消毒成分
  • 塩化セチルピリジニウム

生薬成分
  • キョウニン
  • ナンテンジツ
  • ゴミシ
  • シャゼンソウ
  • オウヒ
  • キキョウ
  • セネガ、オンジ
  • セキサン
  • バクモンドウ

漢方処方製剤
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
  • 柴朴湯(さいぼくとう)
  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
  • 五虎湯(ごことう)
  • 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
  • 神秘湯(しんぴとう)


「一般用医薬品」関連
  ・ 39のケースで考えるOTC薬販売の実践問題集
  ・ 図解入門よくわかるOTC薬の服薬指導
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アミノ安息香酸エチル

アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分。胃の薬や酔い止め薬、痔の薬や皮膚の薬に配合されていることが多い。


胃腸鎮痛鎮痙薬
 アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分は消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用により鎮痛鎮痙の効果を発揮する。

痛みが感じにくくなることで重大な消化器疾患や状態の悪化等が見過ごされてしまうおそれがあるため、長期間に渡って漫然と使用することは避けることとされている。

アミノ安息香酸エチルが配合されている製品は、乳幼児ではメトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要がある。


「アミノ安息香酸エチル」配合の胃腸鎮痛鎮痙薬
  ・ 新イノンU【第(2)類医薬品】
  ・ 【第(2)類医薬品】ナルコリン「カプセル」



鎮暈薬(乗物酔い防止薬)
 アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分は胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐き気を抑える効果がある。

アミノ安息香酸エチルが配合されている乗物酔い防止薬は6歳未満への使用を避ける必要がある。


※メトヘモグロビン血症とは
赤血球中のヘモグロビンの一部がメトヘモグロビンに変化して、赤血球の酸素運搬能力が低下し、貧血症状を呈する病気。正常な赤血球では、メトヘモグロビンの割合はヘモグロビン全体の1%以下に維持されているが、メトヘモグロビン血症では10%以上になる。


「アミノ安息香酸エチル」配合の鎮暈薬(乗物酔い防止薬)
  ・ アネロン「ニスキャップ」【第(2)類医薬品】
  ・ アネロン「キャップ」【第(2)類医薬品】




痔の薬(外用剤)
局所麻酔成分は、皮膚や粘膜などの局所に適用されると、その周辺の知覚神経に作用して刺激の伝達を可逆的に遮断する作用を示す。

痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的で用いられる。

アミノ安息香酸エチルが配合された坐剤及び注入軟膏では、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがある。



「アミノ安息香酸エチル」配合の痔の薬
  ・ リシーナ注入軟膏【第(2)類医薬品】
  ・ リシーナ 坐薬【第(2)類医薬品
  ・ リシーナ軟膏A【第2類医薬品】




皮膚に用いる薬
アミノ安息香酸エチルは局所麻酔作用により、傷口の痛み(切り傷、擦り傷、掻き傷等)や皮膚の痒み(湿疹、皮膚炎、かぶれ、あせも、虫さされ等)を和らげる効果がある。

「アミノ安息香酸エチル」配合の皮膚薬
  ・ ラナケインS【第3類医薬品】
  ・ アセモテーマS【第2類医薬品】
  ・ アセモリーフ【第3類医薬品】

一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬5) 鎮暈薬(乗物酔い防止薬)>局所麻酔成分>アミノ安息香酸エチル
3. 胃腸に作用する薬3) 胃腸鎮痛鎮痙薬 >局所麻酔成分>アミノ安息香酸エチル
5. 排泄に関わる部位に作用する薬>1) 痔の薬>アミノ安息香酸エチル
10. 皮膚に用いる薬2) 痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分>局所麻酔成分>アミノ安息香酸エチル

5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

一般用医薬品 薬効分類一覧1. 精神神経に作用する薬5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

①抗めまい成分
  • 塩酸ジフェニドール

②抗ヒスタミン成分
  • テオクル酸ジフェンヒドラミン(ジメンヒドリナート)
  • 塩酸メクリジン
  • プロメタジン
  • マレイン酸クロルフェニラミン
  • サリチル酸ジフェンヒドラミン

③抗コリン成分
  • 臭化水素酸スコポラミン
  • ロートエキス


④鎮静成分

⑤中枢神経系を興奮させる成分(キサンチン系成分)
  • カフェイン(無水カフェイン、クエン酸カフェイン等)
  • ジプロフィリン

⑥局所麻酔成分

⑦その他(ビタミン成分) 
  • 塩酸ピリドキシン
  • ニコチン酸アミド
  • リボフラビン

⑧その他(筋弛緩成分)

「めまい」関連
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「一般用医薬品」関連
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①解熱鎮痛成分

一般用医薬品 薬効分類一覧1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分①解熱鎮痛成分

①解熱鎮痛成分
  • ジリュウ
  • シャクヤク
  • ボウイ


「一般用医薬品」関連
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②くしゃみや鼻汁を抑える成分

一般用医薬品 薬効分類一覧1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分②くしゃみや鼻汁を抑える成分

②くしゃみや鼻汁を抑える成分

 (抗ヒスタミン成分)
  • マレイン酸クロルフェニラミン
  • マレイン酸カルビノキサミン
  • メキタジン
  • フマル酸クレマスチン
  • 塩酸ジフェンヒドラミン

 (抗コリン成分)



「一般用医薬品」関連
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テシットデシチン

テシットデシチンの特徴

傷などの痛みや皮膚のかゆみを抑えるために塗り薬等に配合されている局所麻酔成分。

神経末端部で局所麻酔作用を示し、皮膚や粘膜などの知覚を麻痺させる。



「テシットデシチン」配合の一般用医薬品
  ・ スラジン-軟膏【第2類医薬品】
  ・ タクトローション【第2類医薬品】


一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬2) 痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分>局所麻酔成分>テシットデシチン

ベラドンナ総アルカロイド

ベラドンナ総アルカロイド
  ベラドンナは、別名セイヨウハシリドコロとも呼ばれるナス科の草本で、その根茎や根に、副交感神経系の働きを抑える作用を示すアルカロイドを豊富に含んでいる。

ベラドンナから抽出されたアルカロイド成分が副交感神経の働きを抑え、鼻水・涙液の分泌を減少させる(鼻水や涙目を和らげる)。



抗コリン成分の注意点

散瞳による目のかすみや異常な眩しさ、顔のほてり、頭痛、眠気、口渇、便秘、排尿困難等の副作用が現れることがある。


「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」
(目のかすみ、異常なまぶしさによって重大な事故につながるおそれがあるため)
抗コリン成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。



相談すること
「高齢者」
緑内障の悪化、口渇、排尿困難又は便秘の副作用が現れやすいため。
高齢者では、排尿困難や緑内障の基礎疾患を持つことが多く、一般的に口渇や便秘の副作用が現れやすい。


「排尿困難」の症状がある人
排尿筋の弛緩と尿道括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため。特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがある。

「心臓病」の診断を受けた人
心臓に負担をかけ、心臓病を悪化させるおそれがあるため。


「緑内障」の診断を受けた人
抗コリン作用によって房水流出路(房水通路)が狭くなり、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため。 


「ベラドンナ総アルカロイド」を含む鼻炎用薬
  ・ 新ルルAゴールド【第2類医薬品】
  ・ パブロン鼻炎錠S【第2類医薬品】
  ・ コンタック600プラス【第(2)類医薬品】
  ・ スカイナー鼻炎N【第2類医薬品】
  ・ アルガード 鼻炎内服薬Z20カプセル 【第2類医薬品】
  ・ ストナリニ・サット【第2類医薬品】


一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分 > ②くしゃみや鼻汁を抑える成分>抗コリン成分> ベラドンナ総アルカロイド
7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)4)抗コリン成分ベラドンナ総アルカロイド

7)漢方処方製剤

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)7)漢方処方製剤

7)漢方処方製剤
  • 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
  • 消風散(しょうふうさん)
  • 当帰飲子(とうきいんし)
  • 葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
  • 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
  • 辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)



「一般用医薬品」関連
  ・ 図解入門よくわかるOTC薬の服薬指導
  ・ やさしく学ぶ登録販売者試験
  ・ 一般用医薬品使用上の注意ハンドブック改訂版

6)生薬成分

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)6)生薬成分

6)生薬成分
  • シンイ
  • サイシン
  • ケイガイ

 


「一般用医薬品」関連
  ・ 図解入門よくわかるOTC薬の服薬指導
  ・ やさしく学ぶ登録販売者試験
  ・ 一般用医薬品使用上の注意ハンドブック改訂版

5)ビタミン成分

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)5)ビタミン成分

5)ビタミン成分

皮膚や粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンを補給する。

  • ビタミンB6(リン酸ピリドキサール、塩酸ピリドキシン)
  • ビタミンB2(リン酸リボフラビンナトリウム)
  • ビタミンB5(パンテノール、パントテン酸カルシウム)
  • ビタミンC(アスコルビン酸)
  • ニコチン酸アミド


「一般用医薬品」関連
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  ・ 一般用医薬品使用上の注意ハンドブック改訂版

4)抗コリン成分

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)4)抗コリン成分

4)抗コリン成分

鼻炎用内服薬では、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える。




「一般用医薬品」関連
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  ・ 一般用医薬品使用上の注意ハンドブック改訂版

3)アドレナリン作動成分

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)3)アドレナリン作動成分

3)アドレナリン作動成分

交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげる。

  • 塩酸プソイドエフェドリン
  • 塩酸フェニレフリン
  • 塩酸メチルエフェドリン




「一般用医薬品」関連
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  ・ 一般用医薬品使用上の注意ハンドブック改訂版

2)抗炎症成分

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)2)抗炎症成分

2)抗炎症成分

皮膚や鼻粘膜の炎症を和らげる成分




「一般用医薬品」関連
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  ・ 登録販売者のための実務ポケットブック
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1)抗ヒスタミン成分

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)1)抗ヒスタミン成分

1)抗ヒスタミン成分
  肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す。
  • マレイン酸クロルフェニラミン
  • マレイン酸カルビノキサミン
  • フマル酸クレマスチン
  • 塩酸ジフェンヒドラミン
  • メキタジン塩酸ジフェニルピラリン
  • テオクル酸ジフェニルピラリン
  • 塩酸トリプロリジン 



「一般用医薬品」関連
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  ・ 登録販売者のための実務ポケットブック

7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)

一般用医薬品 薬効分類一覧7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)

7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)


1)抗ヒスタミン成分

2)抗炎症成分

3)アドレナリン作動成分

4)抗コリン成分

5)ビタミン成分

6)生薬成分

7)漢方処方製剤 




「アレルギー用薬」関連
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1)女性ホルモン成分

薬局で買える一般用医薬品(OTC) 薬効分類 一覧婦人薬1)女性ホルモン成分

1)女性ホルモン成分
  • エチニルエストラジオール
  • エストラジオール





「女性ホルモン」関連
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  ・ 乳癌リスクからみたホルモン補充療法の治療指針

5)漢方処方製剤

薬局で買える一般用医薬品(OTC) 薬効分類 一覧婦人薬5)漢方処方製剤

5)漢方処方製剤


・温経湯(うんけいとう)

・温清飲(うんせいいん)

・加味逍遙散(かみしょうようさん)

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

・五積散(ごしゃくさん)

・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)

・四物湯(しもつとう)

・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)



「婦人向け漢方」
  ・ 温経湯(うんけいとう)【第2類医薬品】
  ・ 温清飲(うんせいいん)【第2類医薬品】
  ・ 加味逍遙散(かみしょうようさん)【第2類医薬品】
  ・ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)【第2類医薬品】
  ・ 五積散料(ゴシャクサンリョウ)【第2類医薬品】
  ・ 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)【第2類医薬品】
  ・ 四物湯(しもつとう)【第2類医薬品】
  ・ 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)【第2類医薬品】
  ・ 当芍散(当帰芍薬散)(とうきしゃくやくさん)【第2類医薬品】

16. 一般用検査薬

一般用医薬品 薬効分類一覧16. 一般用検査薬

16. 一般用検査薬

1) 尿糖・尿蛋白検査薬
 
2) 妊娠検査薬






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6)頭皮・毛根に作用する配合成分

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬6)頭皮・毛根に作用する配合成分

6)頭皮・毛根に作用する配合成分

・塩化カルプロニウム

・安息香酸エストラジオール

・生薬成分
  • カシュウ
  • チクセツニンジン
  • ヒノキチオール

「頭皮・毛根」関連
  ・ 【第3類医薬品】NFカロヤンガッシュ
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5)抗真菌作用を有する配合成分

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬5)抗真菌作用を有する配合成分

5)抗真菌作用を有する配合成分

・イミダゾール系抗真菌成分
  • 硝酸オキシコナゾール
  • 塩酸ネチコナゾール
  • ビホナゾール
  • 硝酸スルコナゾール
  • 硝酸エコナゾール
  • クロトリマゾール
  • 硝酸ミコナゾール
  • チオコナゾール 

・塩酸アモロルフィン

・塩酸ブテナフィン

・シクロピロクスオラミン

・ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛

・ピロールニトリン

・その他
  • トルナフタート
  • エキサラミド
  • モクキンピ(生薬成分)

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4)抗菌作用を有する配合成分

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬4)抗菌作用を有する配合成分

4)抗菌作用を有する配合成分

・サルファ剤
  • スルフィソミジン
  • スルファジアジン
  • ホモスルファミン
  • スルフィソキサゾール

・バシトラシン

・硫酸フラジオマイシン

・クロラムフェニコール 


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3)肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬3)肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分

3)肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分

・角質軟化成分
  • サリチル酸
  • イオウ

・保湿成分
  • グリセリン
  • 尿素
  • 白色ワセリン
  • オリブ油(モクセイ科のオリーブの果実を圧搾して得た脂肪油) 

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2)痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬2)痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分

2)痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分


・ステロイド性抗炎症成分
  • デキサメタゾン
  • 吉草酸酢酸プレドニゾロン
  • 酢酸プレドニゾロン
  • ヒドロコルチゾン
  • 酪酸ヒドロコルチゾン
  • 酢酸ヒドロコルチゾン
 ・非ステロイド性抗炎症成分
  ① 皮膚の炎症によるほてりや痒み等の緩和を目的として用いられる成分
  • ブフェキサマク
  • ウフェナマート

  ② 筋肉痛、関節痛、打撲、捻挫等による鎮痛等を目的として用いられる成分 
  • インドメタシン
  • ケトプロフェン
  • フェルビナク
  • ピロキシカム
 
  ③ その他(鎮痛成分)
  • サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール

 
  ④その他(にきび治療薬)

 

 ・その他の抗炎症成分
  • グリチルレチン酸
  • グリチルリチン酸二カリウム
  • グリチルリチン酸モノアンモニウム


・局所麻酔成分

・抗ヒスタミン成分
  • ジフェンヒドラミン
  • 塩酸ジフェンヒドラミン
  • マレイン酸クロルフェニラミン
  • ジフェニルイミダゾール
  • 塩酸イソチペンジル


・局所刺激成分
  ① 冷感刺激成分
  • メントール
  • カンフル
  • ハッカ油
  • ユーカリ油

  ② 温感刺激成分
  • カプサイシン
  • ノニル酸ワニリルアミド
  • ニコチン酸ベンジル(ニコチン酸ベンジルエステル)


・収斂・皮膚保護成分
  • 酸化亜鉛
  • ピロキシリン

・組織修復成分
  • アラントイン
  • ビタミンA油

・血管収縮成分
  • 塩酸ナファゾリン

・血行促進成分 
  • ヘパリン類似成分
  • ポリエチレンスルホン酸ナトリウム
  • ニコチン酸ベンジル(ニコチン酸ベンジルエステル)
  • ビタミンE(酢酸トコフェロール、トコフェロール)

・漢方処方製剤
  • 紫雲膏
  • 中黄膏
  • その他


「皮膚」関連
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  ・ 皮膚のクスリがわかる本
  ・ 皮膚科治療薬ハンドブック

1)きず口等の殺菌消毒成分

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬1) きず口等の殺菌消毒成分


1)きず口等の殺菌消毒成分

 ・アクリノール 

 ・オキシドール(過酸化水素水)

 ・ヨウ素系殺菌消毒成分
    ポビドンヨード 
    ヨードチンキ

 ・塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム

 ・グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン

 ・マーキュロクロム

 ・エタノール(消毒用エタノール)

 ・その他
 

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10. 皮膚に用いる薬

一般用医薬品 薬効分類一覧10. 皮膚に用いる薬

10. 皮膚に用いる薬
 
1) きず口等の殺菌消毒成分

2) 痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分

3) 肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分

4) 抗菌作用を有する配合成分

5) 抗真菌作用を有する配合成分

6) 頭皮・毛髪に作用する配合成分


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  ・ 小児アトピー性皮膚炎

メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

メタケイ酸アルミン酸マグネシウムの特徴

メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされ、胃腸薬に配合されている。




服用しない事
透析療法を受けている人
(長期間服用した場合に、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を発症したとの報告があるため。)

相談すること
腎臓病の診断を受けている人
(過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため。)


「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」が配合されている医薬品
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薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬胃の薬(制酸成分)メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウム

(制酸成分)
中和反応によって胃酸の働きを弱める目的で胃腸薬に配合されている制酸成分のひとつ。胃酸を中和することで胃の痛みや不快感を和らげる効果がある。

高ナトリウム血症、 浮腫、妊娠中毒症等でナトリウムを制限する必要がある人には使用しない方がよい。


相談すること
腎臓病の診断を受けた人
ナトリウムの無機塩類の排泄が遅れ、体内に貯留しやすくなるため。


「炭酸水素ナトリウム」配合の一般用医薬品
  ・ 新キャベジンコーワS【第2類医薬品】
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(下剤)
直腸内で徐々に分解して炭酸ガスの微細な気泡を発生することで直腸を刺激する作用を期待して便秘薬の坐薬に用いられる。


炭酸水素ナトリウムを主薬とする坐剤では、まれに重篤な副作用としてショックを生じることがある。



「炭酸水素ナトリウム」配合の坐薬(下剤)
  ・ コーラック 坐薬タイプ 【第3類医薬品】
  ・ 新レシカルボン坐剤S 【第3類医薬品】

薬局薬剤師 薬の説明一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬1)胃の薬(制酸成分)炭酸水素ナトリウム
一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬>4) その他の消化器官用薬(浣腸薬)>炭酸水素ナトリウム

5. 排泄に関わる部位に作用する薬

一般用医薬品 薬効分類一覧5. 排泄に関わる部位に作用する薬

5. 排泄に関わる部位に作用する薬

 
1) 痔の薬(外用薬)

2) 痔の薬(内用薬)

3) その他の泌尿器用薬




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4. 心臓などの器官や血液に作用する薬

一般用医薬品 薬効分類一覧4. 心臓などの器官や血液に作用する薬

4. 心臓などの器官や血液に作用する薬

 1) 強心薬

 2) 高コレステロール改善薬

 3) 貧血用薬(鉄製剤)

 4) その他の循環器用薬



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2. 呼吸器官に作用する薬

一般用医薬品 薬効分類一覧2. 呼吸器官に作用する薬


2. 呼吸器官に作用する薬

1) 咳止め・痰を出やすくする薬(鎮咳去痰薬)

2) 口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬





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3. 胃腸に作用する薬

一般用医薬品 薬効分類一覧3. 胃腸に作用する薬

3. 胃腸に作用する薬
 
1) 胃の薬(制酸薬、健胃薬、消化薬)
 


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ブロムワレリル尿素

ブロムワレリル尿素
ブロムワレリル尿素は脳の興奮を抑え、痛み等を感じる感覚を鈍くする作用を示す鎮静成分。

催眠鎮静薬として使われるが、鎮痛作用を助ける目的でかぜ薬や解熱鎮痛薬などに配合されることが多い。

乗物酔いの発現には不安や緊張などの心理的な要因による影響も大きいが、それらを和らげることを目的として、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)にも配合されていることがある。
 
ブロムワレリル尿素は少量でも眠気を催しやすく、重大な事故につながるおそれがあるため、これらの成分が配合された医薬品を使用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。

ブロムワレリル尿素の大量摂取による急性中毒は代表的な薬物中毒の一つ。ブロムワレリル尿素等の反復摂取によって依存を生じている場合は、自己努力のみで依存からの離脱を図ることは困難で、薬物依存は医療機関での診療が必要な病気である。



ブロムワレリル尿素配合の一般用医薬品を服用する際の注意

「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」
 
(理由)眠気が生じるため 

「服用時は飲酒しないこと」
(理由)鎮静作用の増強が増強するため 

「妊娠または妊娠していると思われる人」は胎児障害の可能性があり、使用を避けることが望ましい。



 
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一般用医薬品 薬効分類一覧
1. 精神神経に作用する薬1)かぜ薬成分>⑧鎮静成分>ブロムワレリル尿素
1. 精神神経に作用する薬2)解熱鎮痛薬>②鎮静成分>ブロムワレリル尿素
1. 精神神経に作用する薬3)眠気を促す薬ブロムワレリル尿素
1. 精神神経に作用する薬5)鎮暈薬(乗物酔い防止薬)>④鎮静成分>ブロムワレリル尿素

1.精神神経に作用する薬

一般用医薬品 薬効分類一覧1. 精神神経に作用する薬


1. 精神神経に作用する薬

 1) かぜ薬

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